

木材腐朽菌は、木材の構造を破壊し、お住まいの寿命を縮めます。また、カビは嫌なニオイの原因となり、快適な環境づくりを妨げます。


木材腐朽菌は、木材を分解する酵素類(セルラーゼ、ラッカーゼ、ペルオキシダーゼ)を分泌して、木材の組織構造を破壊します(一般には腐朽すると呼びます)。その結果、木材に形態的損傷と激しい強度劣化が生じます。腐朽はシロアリによる食害と並んで、木材利用上最も注意を要する激しい劣化要因です。

家屋でよく見られる木材腐朽菌は2種類あります。

褐色腐朽菌は、針葉樹を好んで腐朽し、木材中のセルロースとヘミセルロースを分解する、木材腐朽菌の中で最も多い腐朽菌です。褐色腐朽菌の腐朽が進行した木材表面は黒褐色で亀裂が生じ、指で圧し潰すと粉状になります。
オオウズラタケ、ナミダダケ、イドダケ、イチョウタケ、チョークアナタケ、キカイガラタケ

白色腐朽菌は、広葉樹を好んで腐朽し、セルロース、ヘミセルロース、リグニンといった木材中の主な成分を全て分解します。白色腐朽菌の腐朽が進行すると、被害部分の木材が白く柔らかくなり指で潰すと繊維状にほつれるのが特徴です。
カワラタケ、カイガラタケ、スエヒロタケ、ヒイロタケ、ホシダケ

木材腐朽菌の生育には次の4つの条件が全て揃うことが必要です。
|
|
|
|---|---|
|
|
|
